バカラ（Baccarat)はプレーヤー対バンカーのゲームで、プレーヤー(player)/バンカー(banker)と呼ばれることもあります。このゲームは何世紀も前から存在していますが、正確な歴史はあまり明らかにはなっていません。

近年、バカラは世界的に人気が高まっています。また、フィル・アイビーさんという方は、イギリスで行われたバカラの試合で、短いバカラのセッションを数回やり、1000万ポンド勝したそうですよ。バカラの人気は、ゲームの単純さに起因しているのではないでしょうか。またバカラは他のテーブルゲームに比べて、ハウスエッジも小さいです。

バカラのルールについて

ディーラーが、テーブル上のプレイヤー(player)側とバンカー(banker)側にそれぞれカードを２枚配置して、２枚のカードの数の合計が９に近い方が勝つというルールです。

ちなみにここで言うプレイヤーというのは、ゲームをプレイしているお客さん（あなた）のことではなく、playerというキャラクターとbankerというキャラクターがあなたの前で勝負していると考えてみてください。

実際にゲームをプレイしている人はプレイヤーが勝つか、バンカーが勝つかを予測するだけです。ちなみにバカラは引き分けがありますが、基本的にはプレイヤーが勝つかバンカーが勝つかの結果しかありません。タイになる確率は多くないので、プレイヤーかバンカーに当たる確率が高くなります。

バカラはちなみにブラックジャックに似たカードゲームです。プレイヤーは可能な限り高い得点を得ることを目標にディーラーと競争します。バカラでは、プレーヤーまたはバンカーが勝つと、実際にプレーヤーに利益をもたらし、ペイアウトをもたらします。これはブラックジャックとは若干異なる点です。

バカラの配当は？

このように、バカラのルールはいたって簡単ですよね。「じゃあ、それなら当たる確率高いのでは？」と思っている方も多いのではないでしょうか。

実際の賞金の配当はこんな感じです。

 例をあげると、このようになります。

プレイヤーに5ドル賭けて当たれば、賭けた額の２倍である10ドル(賭けた金額5ドル＋勝った金額5ドル)が返ってくるということです。

バンカーに5ドル賭けて当たった場合は9.95ドル (賭けた金額5ドル＋4.95ドル) が返ってきます。

タイを予測できる確率は低いので、タイの配当はその分高くなります。同様にペアを予測するのも難しいので高倍率です。

バカラの勝つコツについて

運任せのゲームとは言ったものの、バカラで勝つためにはやはりコツみたいなものがあります。

　下記で紹介していきますので参考にしてみてください。

①バンカーに賭ける

まず、どちらか迷ったらバンカーに賭けることをしてみてください。これはいろんなサイトを見ても書かれています。

なぜバンカーに賭けるかというと、バンカーの勝率は50.68%と言われており、勝率が若干高いということが理論的に証明されているからです。

プレイヤー の配当は2倍、バンカー の配当は1.95倍。ということは、あなたがバンカーに賭けて勝ったら、カジノ側は5%のコミッションを徴収します。となると、プレイヤー側に賭けたくなるかもしれませんが、長い目で見ると、バンカー側に賭けたほうが安定した報酬が見込めるということが言われています。

②タイには賭けない

すでに紹介したとおり、タイには８分の１の配当がついています。もちろん勝てばこんなにおいしいことはないんですが、タイが出る確率は約9%と言われています。よって、そんなのを読める人がいるわけがないですよね。初心者の場合はとくに賭けるのはやめましょう。

③パターンを読まない

バカラの専門家は、プレイヤーかバンカーのどちらが出るかにパターンがあると信じています。時によってはそんな理論が的中することもあるかもしれませんが、基本的にそれは偶然でしょう。あくまで運任せなので、気軽に構えてゲームを楽しみましょう。

④見切りをつけてすぐに切り上げる

バカラには波があり、しばらくの時間やっていると立て続けに勝つときがあります。

でも、そのあとには荒波が押し寄せてくることがあります。賭け事なのである程度想像はつくとおもいますが、少し勝ち続けて、調子に乗って大きな金額を賭けたりすると、大敗してそれまでの運がムダになってしまうこともあります。賭けの戦略を決めるためには、特定のカードを得る確率をまずは知る必要があります。

初めてプレイする方は、少し勝ったら切り上げるぐらいの方がいいでしょう。現実的な考えで挑戦しましょう。